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2009. 06. 22 

マロリオン : 宿命の子ら

※ネタばれ注意※

マロリオン物語(5)宿命の子ら 

とうとう読み終えてしまいました。
まだ『魔術師ベルガラス』と『女魔術師ポルガラ』が残ってるとは言え、
物語としては終わりを迎えたので、満足してますが、寂しい気持ちもあります。
感想です。

途中ひょんなことで仲間入りした雌狼がいました。
これも<予言>通りの出会いだとは思ってましたけど、
読み進めていくうちに、これもしかしてポレドラ?と思い始めました。
結局ポレドラだったのですが、ガリオンだけは気付いていましたね。

<もはや存在しない場所>のコリムに行く直前に立ち寄ることになったダル・ペリヴォー。
ここにいる人たちはミンブル人とダル人の混血だそうですが、
ミンブル人色が濃いようで、喋り方がマンドラレンと全く同じなんですよねー。
わたしはマンドラレンの口調の訳し方があまり気に入ってませんでしたが、
アステリグ男爵やオルドリン王、さらにこの国の流儀に従ってガリオンやザカーズまでもが
ござる口調で話すもんだから、嫌でも慣れてしまいました(^▽^;)
なんというか、例えるならシェイクスピアの劇でも見ているような感じでしたね。

遂にシルクがリセルへの思いをガリオンに素直に(ストレートに)明かしました。
思わずニヤッとしてしまいましたよ。
「好きすぎる」とか「惚れてる」とか、そんな台詞がシルクの口から出るとは(゚m゚*)
結局リセルとめでたく結婚する運びになりましたね。(リセル主導のもと?w)
さらにベルガラスが、ザカーズに必要なのは妻だと言ってましたが、
彼も無事に妻をゲットw
相手はもちろん女予言者シラディスです。
シラディスは予言者なのでもちろんザカーズの妻になると知っていたはずです。
それを思わせる台詞も何度か言ってましたしね。
イメージとしては正統派の美男美女カップルって感じですねw

<予言>で、仲間の内一人が死ぬということでしたが、
それはなんとトスでした。
トスだなんて思いもしてなかったので、ビックリして思わず手で口を押さえてしまいました。
悲しかったです;;

そしてガリオンの後を継ぐ<光の子>はやっぱりエリオンドでしたか。
エリオンドはもうずーっと知っていたのですね。
不思議な子ですが、未来の<光の子>ならあり得ることだったんですよね。
そしてアンガラクの新しい<神>に。
というかエリオンドの魂はトラクに代わる神として遥か以前から存在していて、
この最後の選択の時のために、ゼダーを見つけ出し<珠>を盗ませたという........。
エディングスの途方も無い想像力・創造力に驚かされます。

トスの葬儀ではまたも号泣。
シラディスが棺台に横たわるトスの額にキスする場面や、
ダーニクがトスの組まれた手を軽くたたいて立ち去る場面を想像すると、
悲しいというか辛いというかある意味感動というか、とにかく涙が出てきてしまいます(TωT)

ここでベルガラス一行以外の周りの人物たちについて。
バラク一行はひたすらガリオンたちを追ってましたねw
偶然にも(実は予言通り)バラクたちが行きたい方向とは別の方向に船が流されてしまい、
まさに最後の選択がされるコリムの珊瑚礁へと進んでいました。
そんなバラクたちを止めようとアンヘグやヴァラナやポレンは必死だったし、
ウルギットたちはちょっと情報が遅れている感じがありました(笑)

ガリオンたちの視点に戻りザンドラマスとの精神的な攻防戦が繰り広げられてる時、
バラクたち一行がほったらかしじゃん!と密かに頭の隅で思っていましたが、
無事にシラディスの最後の選択がなされた後、
バラクの海鳥号がガリオンたちのもとへたどり着きました。
選択が行われた後にガリオンたちの所へやってくることも決められたことだったんですね。
帰る手段として(笑)
奥が深いなー<予言>はw

コリムにはバラクたち一行やアンヘグたちも加わり、
ほぼ全員集合といった感じでとても懐かしい感じがしました。
その後は船で各々の国を回りながら別れを告げていきました。
印象的だったのはベルディンとヴェラの二人。
なんというか、ほんとに素敵なシーンだなーと。
青とラヴェンダー色の鷹が空を舞っていく姿は幻想的でしょうね。

さて最後は子宝の話題でしたw
ガリオンとセ・ネドラには娘が生まれました。
名前はベルダラン。ポルガラの双子の妹から取りました。
そしてダーニクとポルガラにも!しかも双子!
エリオンドやウルを含めた神々が降りてきて双子の誕生を祝福するところで完。

思えば、ほぼ全てのキャラクターが最愛のパートナーとハッピーエンドを迎えました。
ガリオンとセ・ネドラ。ポルガラとダーニク。ベルガラスとポレドラ。
シルクとリセル。ヘターとアーダラ。バラクとメレル。レルドリンとアリアナ。
マンドラレンとネリーナ。ウルギットとプララ。ザカーズとシラディス。ベルディンとヴェラ。
女性読者にとってはとても満足のいく展開と結末なのではないでしょうか。
この作品には、デイヴィッド・エディングスの妻リー・エディングスも深く関わってるようで、
それが少なからず影響しているのかもしれませんね。
女性キャラクターの物語での役割の重要さからもそれが伺えます。

ストーリー自体も作りこまれていて、展開も面白く結末も大満足でした。
特に登場キャラクターたちの際立った個性と、
文中(特に会話部分)に溢れるユーモアが、この作品の最大の魅力と言って良いでしょう。
『ベルガリアード物語』と『マロリオン物語』合わせて10巻もありますが、
読み始めたら止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまうと思います。
超オススメです。゚+.(*'∇'*)゚+.゚



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Tags : 小説   ファンタジー   マロリオン物語    

    

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