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2009. 06. 11 

ベルガリアード : 勝負の終り

※ネタばれ注意※

ベルガリアード物語(5)勝負の終り 

『ベルガリアード物語』の最終巻です。
わたしは今まで、これ程気持ちの良い結末に出逢ったことがありませんでした。
ほんとに心晴々で大満足で読み終えることが出来ました。

でもやっぱり戦いの様子はとても辛い場面でした。
これまでは大戦争みたいなことは一つもなく、仲間の中で誰一人死ぬことはありませんでした。
誰かが死んでしまうかもなんていう心配もほとんどありませんでした。
だから突如として訪れたドルーンの死には心底驚き、想像以上に悲しかったです。
しかもドルーンはこんな戦いには加わる必要なんて全く無いはずのファルドー農園出身。
ポルガラやダーニクの悲しみは痛いほどわかりました。
ドルーンとずーっと一緒だったランドリグの泣き叫ぶ姿を思い浮かべると今も涙が;;
さらにはレルドリンの親友のトラシン、ブランドの息子のオルバンも。
オルバンがガリオン暗殺のことを父親に告白する場面では耐え切れず泣いてしまいました。

この場面は思い返すと悲しくなりますが、
最後まで読み終えた後にはそれ程悲しみというものは残りません。
たぶん、ガリオンやセ・ネドラが彼らの死を知って悲しむ場面が描かれていないせいでしょうか。
この物語の中では<予言>というものに全てが動かされているので、
つまりは彼らが、この戦いで死ぬというために生まれてきたということになるのでしょうね。
今振り返ってみたら、もっと悲しんであげても良いのにと思ってしまいます(^^ゞ

4巻の感想で、わたしはセ・ネドラが愛されキャラになりつつあると書きましたが、
やっぱりこの子は何も変わっちゃいないなと思い直すことになりました。
ガリオンと似たり寄ったりですが、本当に後先のことを考えない自己チューな行動が多い。
そのせいでアダーラを死ぬかもしれない状況に追いやってしまいます。
それなのに自分の過失をすぐには認識出来ないところがまたイライラさせるんですよね。
まー、それでヘターがアダーラの気持ちを知るという流れなのですが(^^ゞ
(この部分、ほんと可笑しかったですw)
ガリオンもガリオンで、いきなりトラクに挑発してベルガラスを本気で怒らせるし。
その行動も全て<予言>通りだったようですけど...。
でも二人が呆れた行動を取るたびに、ベルガラスやポルガラ、シルクなど周りの大人たちが
わたしと同じような気持ちで彼らを叱りつけてくれるので、
イライラが溜まることはなく、二人を嫌いになることもないんですw

さて、遂にトラクとの対決。まさに見物でしたね。
この対決が単に剣と剣の戦いではないことも面白いところですね。
トラクは何よりも邪悪で命の重さなんてこれっぽっちも考えていない風ですが、
奥底にはただ一つ<愛>だけを求めた純粋さもあった訳ですね。
ただベルガラスの言う通り、最初からちゃんと父親にも兄弟からも愛されていたのですが。
アルダーたち兄弟神の父親がウルだったということも驚きでしたw

そしてダーニクの<二つの命を持つ男>の意味と、タイバの役割も明らかに。
ポルガラがトラクを拒否するには愛するダーニクの死が不可欠でした。
そしてそのダーニクを蘇らせるためにタイバが大きな役割を果たしました。
自分の民を助けるのを拒んだくせにたった一人の男を生き返らせるのは断固反対としてマラに、
タイバというマラゴー人の生き残りがいることを告げ、
レルグと結婚させ子孫を繁栄させることが出来ることを納得させたベルガラス。
ダーニクは生き返り、第二の人生を歩むことに。

わたしもポルガラとダーニクが上手くいったら良いなと思いつつ、
ポルガラはずーっ生き続けるし、ダーニクは普通の人間だから無理だよなと思ってたんです。
でもポルガラが自らの力を放棄することによって二人は同じ人生を歩むという結末に。
、、、、、、、と思いきや、感動で号泣するに至ったどんでん返しが。
なんとダーニクが魔術を使ったんです!!!
一回死んで生き返るというまさに人間離れした経験をしたことによって、
内なる力が目を覚ましたと言うことです。
なんとなくポルガラが普通の人間になってしまったことが寂しかったりしたので、
本当に感動して涙がボロボロ(T-T )
わたし心底この二人が大好きなんですよねw
さらにレルグとタイバも無事結婚し、
ヘターとアダーラもあれよあれよという間に結婚しちゃったし(笑)
それぞれの恋模様は(マンドラレンたち以外は)みんなハッピーエンドでした(*'∇'*)

にしても、最後の最後までユーモアたっぷりで笑顔が尽きませんでした。
笑顔というか、ニヤニヤというか、クックックッというか(*´m`)
<珠>が赤面て(笑)
1巻を読んだ時点でハマりましたが、全5巻を読み終えて、
完全にこのデイヴィッド・エディングスのファンになりましたよ。
続編となる『マロリオン物語』も大いに楽しみです♪

ところで、あのガリオンの内なる声は誰なのかっていう答え出てましたっけ?
彼は<予言>そのものということでしょうか?
とりあえずそういうことにして置きます(ぇ
シリーズを全部読み終えてもわからなければ、2週目で見出すことにしますw



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Tags : 小説   ファンタジー   ベルガリアード物語    

    

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