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2009. 05. 31 

ミストボーン : 灰色の帝国

「ミストボーン -霧の落とし子(1) 灰色の帝国」の感想です。

ミストボーン -霧の落とし子(1) 灰色の帝国

昨日、嬉しさと興奮の中で手に入れて、結局昨日の内に読破してしまいました(*'ー'*)
予想通り、ブランドン・サンダースンが描き出す世界に惹きこまれましたよー。
特に合金術(allomancy)の仕組み、奥深さには驚きです。
あとの方でヴィンにケルシャーが合金術を詳しくレクチャーする場面がありますが、
その前にも、ケルシャーがアティウムを盗みに入る時の移動や、
盗みに入った先での戦闘シーンでこの合金術を使う様が描写されています。
この部分は頭で一生懸命考えながら追わないとイメージがかき消されちゃいそうでした(^▽^;)
でもよく理解した上でまた読み返すと、はっきりと情景が浮かんできます。
巻末に語彙集が載ってるので、こちらを先に見て読み始めるのもいいですね。(でもネタばれかも?)
合金術師をそれぞれ<なだめ屋>とか<殴り屋>という風に呼ぶのも気に入りました。

さてこれは物語の始まりなので特別大きな展開や戦いなどはありません。
が、読者を惹きこむには十分な作りになっていると思います。
合金術もそうですが、ここに出てくるさまざまな登場人物もまた魅力的です。

<ハッシンの生き残り>であるケルシャーは、慈悲深くもあり無慈悲でもあります。
過去の経験から、貴族や貴族に仕える者たちを酷く憎んでおり、彼らには容赦ありません。
彼の登場の時にそれが証明されていますが、ルノー卿に関しては寒気を覚えました。
ルノー卿は、トレスティング卿始め他の貴族のようにスカーたちに厳しくはなかったはずなのに...。
彼はどこか危なっかしいというか、ある時突然に折れてしまいそうな気のする人ですね。

ヴィンは確か16歳だと思いますが、もっと若い、幼い少女のイメージです。
彼女の行動がそう思わせるのかもしれませんが、合金術を使い始めた時から、
自信がつきはじめ、胸を張れるようになってきたかなというのがよくわかりました。
もともと好奇心旺盛で観察力にもすぐれた子なので、
合金術をむやみに使って危険に陥らないかと心配したりしちゃいましたw

ケルシャーの仲間はほんとにみんなそれぞれ良いキャラが揃っていて、
彼らが自分たちの力を存分に発揮する場面を早く見てみたいです。
ブリーズやクラブスはちょこっと垣間見ることが出来ましたが。
マーシュが本当に仲間に入るのかどうかも気になります。
ケルシャーは自信満々のようですがw

登場人物と言えば、とてもおぞましいキャラも出てきました。
<鋼の尋問官>と<霧の霊>です。
描写を読みながら、自分が今描いてるイメージは正しいのかと心配になってしまいました。
とにかくおぞましい。
例えもしこれが映像化されても、決して映像にしちゃいけないのではないかというくらい(^^ゞ
<霧の霊>に関しては想像しながら顔が引きつって「うぇっ」となりそうでしたが、
ヴィンも吐き気がすると言っていたので、あー正しいのかとw

そしてテリス族のセイズドがわたしはかなりお気に入り。
わたしのイメージとしてはエルフのような雰囲気です。
<支配王>が唯一怖れるという<たもちびと>だそうですが、
これから先、物語にどう絡みどんな活躍をしてくれるのか期待してます。
その<支配王>がどんな存在でどんな姿かたちをしているのかも興味があります。
第2巻ではケルシャーとの接触もありそうなので楽しみです。

ところで、この「ミストボーン」は3部作です。
この「霧の落とし子(原題:The Final Empire)」も全3巻ですが、これが第1部にあたるようです。
第2部は「The Well of Ascension」、第3部が「The Hero of Ages」です。
読み始めた時から「エラントリス」よりも遥かに壮大だと感じましたが、
これはなかなか読み応えのある長編ものですね。
とりあえず第2巻の発売が待ち遠しいです。
ちなみに7月発売。第3巻は9月に発売予定です。





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Tags : 小説   ファンタジー   ミストボーン   ブランドン・サンダースン    

    

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